出口のない海

を17日に見に行きました!
この映画は、16日に全国の松竹系映画館で
公開開始されました。


内容は、1945年頃第2次大戦末期に
日本が敗色の色が濃くなり始め
それを打開すべく、海軍で開発された
特殊兵器人間魚雷「回天」の乗り組み員達の
「青春」や「死ぬ事の意味」などを描いた映画です。


そもそも、なぜ人間魚雷という物が開発されたかと言うと
通常の魚雷では、直線にしか進まない上に
水深も浅かったので、当時米軍が開発した
電波探知機に察知され、すぐ回避されてしまう。
それを、攻略するためには魚雷自体を制御する必要があった。
しかし、誘導装置など当時はあるはずが無いので
人間が乗って操縦するほかなかった。
だから特殊兵器として、人間が搭乗する魚雷「回天」が開発されました。
http://taiheiyou.fc2web.com/kaiten.jpg←人間魚雷「回天」


「回天」の由来は
“天”を巡らす、戦局“回”転(負け気味→勝利へ)させる
という事から「回天」と名づけられました。
全長が約15m、直径約1m、最大速力約30ノット、
耐久安全深度80m、弾頭の火薬1.5t
空母、戦艦を1発で撃沈することの可能な量の火薬です。
これを、潜水艦の上部甲板に3〜4機取り付け
敵艦を発見次第、搭乗員は乗り込み
敵艦に突っ込んでいきました。
しかし回天は、そこまで性能が良くなかったので
発進直前にエンジンの故障を起こして
発進できない事も多々あったようです。


映画は、その乗り組み員が海軍に入る所から始まり
そして、回天が開発され、それに志願し出撃。
それまでを、描いた映画で、個人的には
何か物足りないような感じがしました。
まぁ〜詳しくは書きませんが、
最後の終わり方が今一良くわからない。
戦艦に突っ込んで、戦死するのならわかるが
なざか、海底の岩礁に突き刺さって終わる・・・。
しかも、訓練中に・・・どういう事?みたいな感じです。
なので、個人的に点数をつけるなら75点くらいですね。
でも、1度見ることはお勧めします。
機会があれば見に行ってみてください。